講評会/Critique
Critique・・・毎月何度とも無く開かれる。版画の講評会、大学院生版画の講評会、油絵の講評会、大学院生の油絵の講評会・・・。それぞれ、月一回または2.5週間に一回、生徒が教授・クラスメイトの前で、自分の絵について語る。そのため、もちろん作品がないと語れない。しかも、あまりしゃべれない私にとって絵をつくらないことには始まらない・・・。もともとリトグラフ専攻の私であるが、訳あって現在の学校では制作できない。おかげで自分の専門以外を作り続けなければならない。はっきりいって、今の私にとっては大きなハンデである。大学院は自分の専門を研究する所なのに、今私は新しい分野、そしてその説明を英語で受けている。リトができるならそんなにハンデを負っているようには思わないだろうけれど、シルクなんて一回くらいしか作った事が無い。。。
初めての講評会は先月あった。もちろん、他の院生は夏の間に作品を作りその成果を発表した。私は・・・??出せるようなものはまったく無かった。日本で作ったリトグラフも、大きかったので持ってこなかったし(もちろん、こちらの学校でリト制作をする気満々だったから)、シルクも手順を理解するのにやっとで、作品が出来なかったからだ。講評会は、みんな「You are fine!」って言っていたけれど、自分にとってはちっとも良くなかった。ただ、「次の講評会では、徹底的にやってやる!」と自分に誓った。
今日、二回目の版画+写真科大学院生の講評会があった。プレゼンは、ただただがむしゃらでまた思うように自分の言いたい事が言えたか疑問ではあるが、作品は自分が納得する数(4点)、仕上がりだったと思う。シルクを制作するうえでかなりの事を試したし、制作のリズムが出来たと思う。教授も、制作ペースに少々驚いていた。これも、一緒に制作しているジェイクのおかげかもしれない。なにしろ、彼のペースはスーパー早い。でも一緒にいるので、そのペースにいい意味でプレッシャーを感じながら巻き込まれている。
私のcritique weekは始まったばっかり。来週はまた油の講評会が待っている・・・。「ういろう」をむさぼりながら、また頑張らなくては。。。
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